inkscapeで何か図形を描いてみたいです。
でも、描き方が分かりません。
この記事では、その疑問にお答えします。
inkscapeでは、色んな図形を描くことができます。
円や四角などは、ツールとして用意されているので、とても簡単に描くことができます。
とりあえず何か図形を描いてみたい!という方におすすめの記事になっています。
では、inkscapeで図形を描く方法に入っていきます。
円(丸)を描く方法
inkscapeでは、「円弧ツール」という円や円弧を描くためのツールが用意されています。
円弧ツールを選択して、ドラッグするだけで、円を描くことができ、円以外にも、半円や円弧、扇形を描くこともできます。
こちらの記事↓で円の描き方や半円や円弧、扇形の描き方まで、詳しくご紹介しています。
正円を描くこともできますし、横に広がったような楕円形も描くこともできます。
四角形を描く方法
inkscapeでは、「矩形ツール」という四角形を描くためのツールが用意されています。
矩形ツールを選択して、ドラッグすることで、四角形を描くことができ、長方形や角の取れた四角形を描くこともできます。
こちらの記事↓で四角形の描き方や角の取れた四角形の描き方まで、詳しくご紹介しています。
正方形を描くこともできますし、長方形も描くことができます。
三角形を描く方法
inkscapeでは、「多角形ツール」というツールを使って、三角形を描くことができます。
多角形ツールを選択して、三角形を描くための設定を行なった上でドラッグすると、三角形を描くことができます。
三角形以外にも、おにぎりのような角の取れた三角形を描くこともできます。
こちらの記事↓で三角形の描き方や角の取れた三角形の描き方まで、詳しくご紹介しています。
ひし形を描く方法
inkscapeでひし形を描くツールは用意されていないため、色んなツールを組み合わせて描いていく必要があります。
この↓記事では、私が考える一番簡単なひし形作成方法についてご紹介しています。
ここでは、三角形を2個使ったひし形の作成方法をご紹介していますが、これはあくまで一例です。
ご自身のやりやすい方法を試してみて下さい。
ハートを描く方法
ひし形同様、inkscapeでハートを描くツールは用意されていないため、色んなツールを組み合わせて描いていく必要があります。
この↓記事では、私が考える作りやすいハート作成方法についてご紹介しています。
ここでは、2種類のハートの描き方をご紹介しています。
一つはとても簡単な方法、もう一つはオリジナリティのあるハートを作りたいんだという方向けのアレンジしやすいハートの作成方法をご紹介しています。
どちらも分かりやすくまとめていますので、安心してください。
吹き出しを描く方法
ハート同様、inkscapeで吹き出しを描くツールは用意されていないため、色んなツールを組み合わせて描いていく必要があります。
この↓記事では、私が考える作りやすい吹き出しの作成方法についてご紹介しています。
一口に吹き出しといっても丸い吹き出しや雲のような吹き出しなど色んな形があります。
ここでは、4種類の吹き出しについて、ご紹介しています。
矢印を描く方法
inkscapeでは、矢印を描くこともできます。
一口に矢印といっても、線の先に三角形がついているような矢印もあれば、プレゼン資料でよく見かけるような太い矢印もあります。
両方の描き方について、以下の記事でご紹介しています。
▼線の先に三角形がついているような矢印
▼プレゼン資料でよく見かけるような太い矢印
図形でできること
今回ご紹介した図形を使うと、次のようなことができます。
画像を図形の形にトリミング
図形を画像と組み合わせることで、図形の形にトリミングすることができます。
四角形だけでなく、丸形・ハート形など色んな形を使って画像をくり抜くことができます。
図形を使った画像のトリミング方法は、こちら↓から。
図形に沿って文字を曲げる
図形と文字を組み合わせると、図形の線に沿って文字を配置することができます。
丸はもちろんのこと、三角形やハート形など、色んな図形に沿って文字を配置できます。
図形を使った文字を曲げる方法は、こちら↓から。
水玉模様を作る
inkscapeの「クローン」という機能を使って、水玉模様を作ることができます。
円を使えば水玉模様になりますが、四角形や三角形など、別の図形を使うことで色んな模様を作ることができます。
図形を使った水玉模様の作成方法は、こちら↓から。
背景を水玉にしたり、水玉模様模様の図形(ハート形)を作成することもできます。
反転させる
図形と図形を重ね合わせると、「排他」という機能を使うことができます。
この「排他」という機能は、重なった図形に対して、白黒反転させるというものです。
文字にも使える機能になっていて、反転させることでデザインの幅がグッと広がります。
「排他」という機能を使った白黒反転の方法は、こちら↓から。
まとめ
この記事では、inkscapeで図形を作成する方法について、基本的な図形から応用的な図形までご紹介しました。
まずは円や四角形を描いてみて、慣れてきたら他の色々な図形にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
当ブログでは、inkscapeに関する色んな記事を書いていますので、よかったら見ていってください。
図形を描いた後は、文字も入れたくなりませんか。
inkscapeで文字を入れる方法について、こちら↓の記事でまとめています。