この記事では、その疑問にお答えします。
inkscapeでは、主に「名前をつけて保存」と「上書き保存」の2つの方法でファイルを保存することができます。
今回は、それに「コピーを保存」という方法もあわせてご紹介します。
最後には、一度つけたファイル名の変更方法などもご紹介しています。
ぜひ、最後まで読んでいってください。
1.Inkscapeで「名前をつけて保存」をする
名前をつけて保存は、新規ファイルを作成して、最初に行う保存になります。
新規ファイルにイラストを描いたとしても、そのままファイルを閉じると、そのファイルは消えてしまいます。
そうならないために、新規ファイルを作成した場合は、「名前をつけて保存」を行います。
ここからは、具体的な手順です。
手順1.「名前をつけて保存」を選択
メニューバー「ファイル」から「名前をつけて保存」をクリックします。
手順2.ファイルの保存先とファイル名を指定
「ファイルの保存先」と「ファイル名」を指定して、「保存」をクリックします。
今回は、ファイルの先を「デスクトップ」、ファイル名を「sample」としました。
ちなみにinkscapeの拡張子は、「.svg」です。
これで、名前をつけて保存することができました。
2.Inkscapeで「コピーを保存」する
Inkscapeには、「コピーを保存」という機能があります。
これを使うと、今開いているファイルの複製を作ることができます。
ここからは、具体的な手順です。
手順1.「コピーを保存」を選択
メニューバー「ファイル」から「コピーを保存」をクリックします。
手順2.ファイルの保存先とファイル名を指定
「名前をつけて保存」と同様に「ファイルの保存先」と「ファイル名」を指定して、「保存」をクリックします。
今回は、ファイルの先を「デスクトップ」、ファイル名を「sampleコピー」としました。
これで、コピーを保存することができました。
3.Inkscapeで「上書き保存」をする
続いて上書き保存です。
上書き保存は、基本的には名前をつけて保存した状態から変更があったときに行います。
ですが、名前をつけて保存をしてない状態で、「上書き保存」をしても「名前をつけて保存」できます。
ここからは、具体的な手順です。
手順1.「保存」を選択
メニューバー「ファイル」から「保存」をクリックします。
これで「上書き保存」は終わりです。
特に画面上に変化はありません。
4.保存のショートカットキー
これまで、「名前をつけて保存」や「上書き保存」等色々ご紹介してきましたが、それらを1つのショートカットキーでできます。
とてもお手軽なので、作業の度に保存のショートカットキーを押すことをおすすめします。
というのも、こまめに保存しないと、痛い目を見ることになるからです。
例えば、急にinkscapeがフリーズ(クリックしても動かなくなる状態)してしまったときに、保存されていないデータが全て消えてしまいます。
せっかく頑張って描いたのに、また最初から描き直し…。ということにもなってしまいます。
そうならないためにも、作業中こまめに保存するようにしましょう。
私は保存のショートカットキーを押す癖がついて、気づいたら保存してるってこともあります。
このショートカットキーは、WordやExcelなど色んな保存で使えるので、覚えておくと便利です。
5.Inkscapeのファイル名を変更したい
ファイル名を変更したい場合には、inkscapeを閉じて変更作業を行います。
変更作業と言っても超簡単です。
ここからは、具体的な手順に入ります。
手順1.inkscapeを閉じる
ファイル名を変更したいInkscapeファイルが開かれている場合は、Inkscapeファイルを閉じます。
手順2.ファイルの場所を開く
エクスプローラーからファイルが保存されている場所を開きます。
エクスプローラーは、パソコン画面の下にあるこんな↓アイコンです。
今回は、「デスクトップ」の画面を開きます。
手順3.ファイルを1回クリック
ファイル名付近を1回クリック(シングルクリック)します。
手順4.ファイル名を変更する
ファイル名を1回クリックすると、下画像のようにファイル名が青く着色するので、新しいファイル名を入力します。
キーボード「Enter」キーで確定されます。
これで、名前の変更は完了です。
まとめ
この記事では、inkscapeで保存する方法をご紹介しました。
Inkscapeで新規ファイルを作成した場合、必ず必要になる作業です。
ショートカットキーなどを使って、忘れずに保存を行ってください。
保存が完了したら、画像をインポートしたい場合は、【図解】Inkscapeに画像を挿入(インポート)する方法」をどうぞ。
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