こんな風に思われる方も、多いと思います。
この記事では、Inkscapeで図形の中央揃えや等間隔配置方法をご紹介します。
やり方は、とても簡単で、写真も交えながらご紹介していきます。
図形を用紙の真ん中に配置する
図形を用紙の真ん中に配置する方法をご紹介します。
完成イメージ
完成イメージは、こんな感じです。りんごを用紙の真ん中に移動させます。
具体的手順
図形を用紙の真ん中に配置する具体的な手順をご紹介します。
STEP1. 図形を選択
ツールバー「選択ツール」を選択して、図形をクリックします。
STEP2. 整列と配置を選択
メニューバー「オブジェクト」から「整列と配置」を選択します。
STEP3. 左右中央に配置
「基準」を「ページ」にして、「中央を垂直軸に合わせる」を選択します。
すると、用紙の左右中央に図形が配置されます。
STEP4. 上下中央に配置
「基準」を「ページ」のままにして、「水平軸の中心に揃える」を選択します。
すると、図形が上下中央に配置されます。
結果として、用紙の真ん中に図形を配置することができました。
図形を図形の真ん中に配置する
前章では、用紙の真ん中に図形を配置しましたが、図形の真ん中に別の図形を配置したいこともあると思います。
その場合には、基準を「最後の選択部分」に変更するだけで、配置することができます。
完成イメージ
完成イメージは、こんな感じです。ひし形の真ん中にりんごを移動させます。
具体的手順
図形を図形の真ん中に配置する具体的な手順をご紹介します。
STEP1. 図形を選択
ツールバー「選択ツール」を選択して、まずりんごを選択します。
次にキーボード「Shift」キーを押しながら、ひし形を選択します。
STEP2. 整列と配置を選択
メニューバー「オブジェクト」から「整列と配置」を選択します。
既に「整列と配置」タブを開いた状態であれば、そのままの状態にしておきます。
STEP3. 左右中央に配置
「基準」を「最後の選択部分」にして、「中央を垂直軸に合わせる」を選択します。
すると、ひし形の左右中央にりんごが配置されます。
STEP4. 上下中央に配置
「基準」を「最後の選択部分」のままにして、「水平軸の中心に揃える」を選択します。
すると、りんごがひし形の上下中央に配置されます。
結果として、ひし形のの真ん中に図形を配置することができました。
用紙の上端下端揃えする方法
用紙の上端下端揃えする方法についてご紹介します。
具体的手順
用紙の上端下端揃えする具体的な手順をご紹介します。
STEP1. 図形を選択
ツールバー「選択ツール」を選択して、ドラッグして図形を選択します。
STEP2. 整列と配置を選択
メニューバー「オブジェクト」から「整列と配置」を選択します。
既に「整列と配置」タブを開いた状態であれば、そのままの状態にしておきます。
STEP3. 図形の位置を揃える
「基準」を「最後の選択部分」にして、「上端で揃える」を選択します。
すると、2つの図形の位置を揃いました。
STEP4. 用紙の上端で揃える
「基準」を「ページ」に変更して、「上端で揃える」を選択します。
すると、用紙の上端でそろえることができました。
STEP5. 用紙の下端で揃える
「基準」を「ページ」にして、「下端で揃える」を選択します。
すると、用紙の下端でそろえることができました。
図形を等間隔配置する方法
図形を等間隔配置する方法についてご紹介します。
完成イメージ
完成イメージは、こんな感じです。３つのりんごを等間隔配置していきます。
具体的手順
図形を等間隔配置する具体的な手順をご紹介します。
STEP1. 図形を選択
ツールバー「選択ツール」を選択して、ドラッグして図形を選択します。
STEP2. 整列と配置を選択
メニューバー「オブジェクト」から「整列と配置」を選択します。
既に「整列と配置」タブを開いた状態であれば、そのままの状態にしておきます。
STEP3. 図形の位置を揃える
「基準」を「ページ」にして、「中央を水平方面に等間隔に配置」を選択します。
すると、3つの図形を等間隔に配置することができました。
まとめ
この記事では、Inkscapeで図形の中央揃えや等間隔配置の方法についてご紹介しました。
とても簡単に作業効率があがるので、ぜひ試してみてください。
他にもInkscapeの使い方をご紹介しています。
