この記事では、そんな方におすすめのG-SHOCKをご紹介します。
それが、「AWM-500D」シリーズです。
AWM-500Dシリーズとは
1989年に発売されたG-SHOCK初代アナログ・デジタルコンビネーションモデルAW-500デジタルモデルをフルメタル化したモデルになります。
古くからのG-SHOCKファンは待ってましたのフルメタル化ではないかと思います。
サイズと重量
時計本体のサイズと重量は、次のような感じです。
成人男性であれば、時計本体のサイズ(ケースサイズ)に特別大きい印象はありません。
個人差があるとは思いますが、厚み・重さはやや感じるかもしれません。
お手持ちの腕時計と比較されるのをおすすめします。
製造国
AWM-500Dは、「日本製」になります。
裏蓋に「MADE IN JAPAN」の刻印があります。
CASIOの日本工場は山形県にしかないので、高価格帯モデルを中心に製造を行っている山形カシオで生産をおこなっているようです。
価格
日本製のフルメタルG-SHOCKでかっこいいものを探してみると、結構お高くて手が出ない…ということも多いです。
AWM-500Dは、このかっこいいデザインでありながら、日本製のフルメタルG-SHOCKの中だと、かなり低価格で手に入ります。
安く日本製のフルメタルG-SHOCKを手に入れたいなら、「AWM-500D」はおすすめです。
AWM-500Dの生産終了について
2021年10月に発売されたAWM-500Dですが、残念ながら今年(2023年)に生産終了になりました。
生産終了にはなったものの、まだ販売はされているので、お目当てのものがある方は、早めにお買い求めいただいた方がいいかもしれません。
AWM-500Dシリーズの機能
ここからは、AWM-500Dシリーズの機能についてレビューします。
時刻補正
AWM-500Dは、MULTIBAND6の電波時計になります。
日本・北米・ヨーロッパ・中国地域対応しています。
つまり、日本・北米・ヨーロッパ・中国地域の電波を拾って、その国の時刻を表示させますよということです。
日本だけで生活している分には、MULTIBAND6は特に関係ないです。
防水性・使用電源
AWM-500Dは、タフソーラー(ソーラー充電システム)仕様で、ソーラーバッテリーを積んでいます。
通常ソーラーバッテリーだと、文字盤が黒色のケースが多いですが、AWM-500Dは文字盤がシルバーでとても珍しいと思います。
防水性は、20気圧防水となっていて、スキューバーダイビングに使用しても問題ないレベルの防水性を確保されています。
タフソーラーだと、バッテリー交換のために裏蓋を開ける回数が極端に少なくなるので、より防水性を長くできるのではないかと思います。
ライト
AWM-500Dは、フルオートダブルLEDライトを使用していて、「暗い」という条件で時計を確認する動作を行うとLEDライトを自動で点灯させることができます。
LEDライトの点灯時間は、1秒か3秒かで選択できます。
文字盤全体が明るく点灯し、とても綺麗に照らしてくれます。
充電が不十分な場合には、LEDライトが自動点灯しない場合があります。
AWM-500Dシリーズのデザイン
ここからは、AWM-500Dシリーズのデザインについてレビューします。
ヘアライン&ミラー仕上げ
AWM-500Dには、直線状と円周状のヘアライン加工、ミラー仕上げ※が複雑に施され、とても凝った処理が行われている印象です。
※ヘアライン加工やミラー仕上げとは、金属の磨き方の種類のこと
このクラスの時計にしてはかなり高級感を感じられます。
金属の塊感が本当によく表現されており、かっこいいです。
文字に墨入れもされておらず、シルバー1色で金属の塊感が強調されます。
裏蓋
G-SHOCKの裏蓋には、ねじで止める「ネジ式」と、裏蓋全体がねじのようになっている「スクリューバック」方式の2種類があります。
AWM-500Dは、防水性が高く、より頑丈な「スクリューバック」方式を採用しています。
また、塗装はブラックIP※が施されており、クールな印象となっております。
※ブラックIPとは、IP(イオンプレーティング)という加工方法を使って黒色に着色したもの。
文字盤(ダイアル)デザイン
AWM-500Dは、初代アナログモデルG-SHOCK AW-500のデザインを復刻したものになります。
写真で伝わりにくいのですが、立体感のあるとても高級感のある優れたデザインだと思います。
針デザイン
初代アナログG-SHOCK AW-500のデザインを受け継ぎ特徴ある異形の針を採用しています。
モデルによって短針が赤になっていたりバリエーションがあります。
このモデルは見る角度によって光沢感が異なる針を採用しています。
秒針について
AWM-500Dには、秒針がありません。
秒数を確認したいという場合は、デジタル部分で秒数を確認できます。
このAWM-500のデザインベースとなっている、初代アナログG-SHOCK AW-500がデビューした1989年当時は、まだG-SHOCKを名乗るほどに耐衝撃構造もった秒針を付けることが困難だったようです。
視認性について
このモデルはオールシルバーで金属の塊感を表現しているモデルとのことで、針とダイアルのコントラストが少ない分、視認性という部分ではよくないかもしれません。
気になる方は、ブラックダイアル等の別カラーを選ばれた方が無難かもしれません。
針退避モード
このモデルは、時刻によってはデジタル部分に針が重なってしまう時間帯があります。
そんな時に便利なのが、「針退避モード」です。
針退避モードにすると、時刻に関係なく、デジタル表示が見えるように針を移動してくれます。
左下の「MODE」ボタン長押しで、針退避モードになります。
ベルト調整について
AWM-500Dのベルト連結には、バネ棒が使用されています。
ベルトコマの側面に穴が空いているので、側面から細い棒状のものを差し込むことで簡単に外すことができます。
専用工具を使用して行う方が間違いありませんが、スマホ用のSIMピンやクリップなど代用できる物があるかと思います。
傷には十分気を付けて自己責任でお願いします。
まとめ
この記事では、フルメタルG-SHOCK(日本製)レビューとしてAWM-500Dをご紹介しました。
日本製のフルメタルG-SHOCKが、手の届く価格で手に入るのはありがたいですよね。
今回ご紹介したAWM-500Dのカラーバリエーションを下のリンクに貼っていますので、ぜひ見ていってください。
「1989年に発売されたG-SHOCK初代アナログ・デジタルコンビネーションモデルAW-500デジタルモデルが欲しくなったよ」という方は、こちら↓から。
最後に、AWM-500Dの梱包されていた箱の写真を貼っておきます。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。