ベゼル・バンド交換時に用意するもの
今回は、使用した精密ドライバーです。小さなねじを扱いますので、なるべく精度の高いドライバーがおすすめです。
今回は、下写真のようなバネ棒外しを使用しました。
ベゼルを外す
ベゼルの四つ角にあるねじを4本外す。
この作業はネジをなめて、ネジをつぶしてしまうことがあります。ネジを押さえつける力7割・回す力3割くらいの感覚でやるのがコツです。
4本のネジを外したら、ベゼルをめくる様に外してください
ベルトを外す
ベルト取り付けの構造を理解する
ベルトを外すためにまず構造を説明します。
バンド側(バネ棒)の構造について
ベルトはバネ棒と呼ばれるもので固定されています。バネ棒は、名前の通り、バネで縮む構造になっており、両サイドそれぞれ5mm程度、押せば縮むようになっています。
時計本体側の構造について
時計本体バンド取り付け内側に、穴が開いており、縮んだ状態で入ってきたばね棒の先端が穴の中で伸びて、バンドが固定される構造になっています。
既存バンドを取り外す
これはやらなくてもできるのですが、ベルトを本体表側の方にベルトを反らすとバネ棒の状態が確認しやすくなります。
バネ棒外しを使用し、写真の場所のバネ棒の傘の部分にひっかけ、バネ棒を縮ませた状態で、ベルトを少しずらします。
バネ棒の片面が出てきたら、バネ棒を抜くことでベルトを外すことができます。
ベルトはずれました。バネ棒を飛ばしてなくならようにように気を付けてください。
新品ベルトに交換する
バネ棒の片方を、本体の片方のネジに入れた状態でネジ棒のもう片方をバネ棒外しを使用して、縮ませた状態で本体にいれこみます
場合によってはマイナスドライバーの方がやりやすいかもしてません。
バネ棒を飛ばしやい作業です。飛ばしても大丈夫は環境を作って作業しましょう。
バネ棒が本体の反対側の穴にを捉えたら「カチッ」っと入りこみます
ベルトを元の位置に戻します。
新品ベゼルを取り付ける
ボタンと破損しないようにベゼルをかぶせます
4か所のネジを締めて完成です。
この作業もネジを緩める時同様ネジ山をつぶしやすい作業です。慎重に作業してください。
この記事では、G-SHOCK DW5600のベゼル・ベルト新品交換する方法についてご紹介しました。
ベゼル・バンドへの交換を検討されている方の、参考になれば幸いです。